M1783●江戸和本●教訓生業宝

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教訓生業宝
【判型】半紙本4巻4冊。縦221粍。
【作者】田中友水子作。
【年代等】江戸後期刊。[大阪]土佐屋喜兵衛板。
【備考】分類「教訓」。江戸中期刊、文政頃後印。[大阪]土佐屋喜兵衛板。序文によれば、友水子の遺稿という。田中友水子は生没年未詳の大阪町人で、その著作は寛保~寛延(1741~1750)に集中するため本書の刊行は宝暦以前であろう。文政10年(1827)刊『教訓童草』の巻末広告に「教訓生業宝、田中友水先生著、全四冊。此の書は、銭の神、貧人(ひんにん)教訓のために世間を廻りし事の話を人の教えになるように書き綴り、絵を交えて読むに倦まざらしむ。至って面白き読本(よみほん)なり」とある。各巻に所々挿絵を交えながら譬え話によって処世訓を説くのが特徴。例えば、第1巻の第1話「銭神月に現ず」では古今無類の貧者である貧楽子と、忽然と現れた老人(銭の化身という)と対話の中で、「貧富は天命であり、日頃倹約を守り、奢りの念を起こさず、静かに時の至るのを待つが良い」という心得が説かれるという具合である。同様に、第2話「天道私無し」では家内無事で災難や災いがなく、子孫に才智な者がいて憂いのないことが真の福であると説かれ、第3話「寛永通宝」では「人を欺くことは天を欺くことであり、小欲知足で誠実に行う所に冥慮がある」と説かれる。以上を含む合計20話を通じて、天命、富貴貧賤、倹約と吝嗇、家業出精、中庸(中道)、人を使う道、負けて勝つ利、生産の道、堪忍、人の器量、始末者と吝嗇者、不仁者と仁者等を諭す。
★原装・題簽付・状態良好(数カ所小虫)・稀書【参考価格(初出品時の相場):日本の古本屋で、端本1冊が、4,】)。

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カテゴリー本・雑誌・漫画 > 本 > その他
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10400円M1783●江戸和本●教訓生業宝本・雑誌・漫画本










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